2023/03/29

健康的にダイエットしたいあなたへ!コンビニ&無印良品で買える小腹が満たせるおすすめ商品(前編)

カロリーオフ、糖類ゼロ、たんぱく質○g摂れるおやつなど、栄養面を工夫したおやつや商品が店頭で数多く並ぶようになりました。これらの商品を知って効果的に活用するために、栄養学を学ぶ学生が商品を選び試食を行いおすすめの商品を紹介しています。

健康的なダイエットとは?

過度なダイエットによる食事量の不足や偏りが原因で、体調不良、生理不順、貧血、妊娠時の低出生児などの様々な問題が起こっています。これらの問題は、健康的に生きる上で必要な栄養素が十分に取れていない状態により引き起こされます。

健康的なダイエットをするための理想の食事とは、“一汁三菜がそろった食事をする”ことです。しかし現代に生きる私達にとってはその理想は難しく、コンビニや外食に頼ってしまうこともあるのではないでしょうか。
今回、忙しくてコンビニなどを利用される方向けに、ダイエット中に気になるおやつの選び方、足りない栄養素の補い方をお伝えしていきます。みなさまがよく利用される身近なコンビニや無印商品を参考に、“選び方のコツ” や “選び方の基準” について一緒に考えていきましょう。

「カロリーオフ」や「糖質ゼロ」の甘さの秘密は?

最近、「カロリーオフ」や「糖質ゼロ」と書かれたお菓子をコンビニなどで見かけることが多くなってきました。一般的なお菓子を食べるよりは、罪悪感を感じることが少ないのではないのでしょうか?

このような商品は人工甘味料のおかげで実際に砂糖を使用していなくても、‘’甘さ‘’をしっかりと感じることができきます。

人工甘味料は砂糖の200倍の甘さ!

人工甘味料は、化学的に合成されて作られた甘味料です。カロリーを抑えられるというメリットがあり、砂糖の代替甘味料として使用されています。また、血糖値が上がらないため糖尿病の管理にも利用されています。このようなカロリーオフ、糖質ゼロの商品の需要は年々高まり、今後もっと市場は広がっていくものと考えられます。

人工甘味料は砂糖の200倍の甘味があり、その強い甘味に慣れると、甘味に対する感覚が鈍ってしまうデメリットがあります。それに慣れてしまうと、より甘い糖質を多く摂取してしまい、むしろ太りやすくなることが起こる可能性があります。安全性が認められた人工甘味料が使用されていますが、多量に摂取すると腸内フローラに悪影響を与えることもあるといわれています。

1日のおやつの目安量は?

1日のお菓子の目安量は約200kcal(1日の全体の摂取カロリーの10%未満)にすると良いと言われています。

一般的なお菓子とエネルギー量(カロリー)

ポテトチップス 1袋:約330kcal
板チョコ 1枚:約280kcal
ショートケーキ 1切れ:約370kcal

これらのおやつは200kcalを超えていて食べてはいけないのかと思うかもしれませんが、おやつは楽しみでもあるため、「食べ方」「量」「頻度」を工夫しましょう。また、食べる時は無意識に食べず意識して食べることです。

例えば、ポテトチップス1袋を2人で分けながら食べる、小さいサイズにする、板チョコではなく小分けのチョコにするなども挙げられます。

おやつは我慢するとストレスとなり反動に繋がってしまいますので、我慢しすぎず賢くおやつと付き合いましょう。

選び方のポイント

・カロリーオフや糖質ゼロの商品はメリット、デメリットを知り、上手に活用すること

・「ヘルシーそう」なパッケージに安易につられるのでなく、商品の詳細をよく見ること

・200kcalは「目安」ぐらいの心構えで心も体も健康に食事を楽しむ

コンビニ&無印良品のおやつレビュー

栄養学を学ぶ学生が、コンビニと無印良品で気になる商品を選び実際に試食しました。

コンビニで「カロリーオフ」「糖類ゼロ」の商品を食べてみた(レビュー)

https://www.instagram.com/p/CqXZht7hoKf/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

こちらの商品を試食した結果、おすすめはミーノとTiroteinです。

miino(ミーノ) 大豆しお味 カルビー株式会社
おすすめの理由はこちら↓
★原材料が大豆、油、食塩、酸化防止剤の4つで味付けは塩だけ。大豆そのものを生かしたお菓子で素材感を感じられる
★豆臭さがなく、程よい塩味とサクッとした食感で期待以上!
★これ1つで満足感&満腹感がある

Tirotein チロルチョコ株式会社
おすすめの理由はこちら↓
★エネルギー 86kcal、たんぱく質 6.4g
★大豆パフがカリッとした感じで食べ応えがある

無印良品のスナックを食べてみた(レビュー)

https://www.instagram.com/reel/CqMVRk2hxX_/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

こちらの商品の中でのおすすめは、「ノンフライスナック トマト&バジル」です。

おすすめの理由はこちら↓

★糖質10g以下
★しっかりした味付けで物足りなさがない
★いつものお菓子にとり入れたいくらい美味しい!

いろんなおやつをレビューしていますので、ぜひInstagramをご確認ください。

後編では、たんぱく質の多い商品について紹介します!

参考文献
1) 猿倉 薫子. “間食のエネルギー(カロリー)”. e-ヘルスネット(厚生労働省). 2019年6月14日.
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-013.html, (参照 2023-3-29)

2) 櫻井 勝. “人工甘味料と糖代謝”. 独立行政法人 農畜産業振興機構. 2017年6月9日.
https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_001494.html, (参照 2023-3-29)

今回の記事担当者

栗山ひかりさん、平野心咲さん、吉上佳奈さん(左から)

みなさん、こんにちは!イータス(eatas)のインターン生です。
私たちは2月~3月の間イータスの一員として、皆さんにおすすめの商品を試食し、動画の撮影・編集を行って、インスタグラムで発信活動をしてきました。

イータスは普段皆さんがコンビニで手に取る商品を、“少し変える“だけで、より豊かな食生活になるということを発信していきたい、食べ物の選び方の参考にしてほしい、という思いから生活に取り入れやすい商品を紹介しています。

実際に私たちインターン生も、インスタグラムでの発信活動を続ける前は、コンビニの商品や加工食品に対してネガティブなイメージを抱いていましたが、イータスでの発信を通していく中で、身近なコンビニエンスストア、無印良品に健康に気遣った商品があるのだということを知り、今までの食生活や食品の選び方を見直す、良いきっかけになりました。

今までは時間が無いからという理由から、パン2個でご飯を済ませるということもありましたが、インターン参加後は、商品を買う前にはパッケージで判断するのではなく、食品表示を見て買うことや、商品の値段の安さではなく、質の良い食材を買う、などと言った変化がありました。

今では過去の無知な自分がとても恥ずかしいという気持ちになったと同時に、他の人にも食に対してもっともっと正しい理解と関心を持ってほしいという気持ちでいっぱいです。

このマガジンでは私たちインターン生が、このインターンを通して学んだ、食についてのトピックを前編、後編で紹介しています。

ぜひ皆さんも改めて一緒に食について考えてみましょう!!

eatas株式会社 

「楽しく美味しく食べて健康になる」ことを当たり前のセカイにすることを目指し、パーソナル食事指導アプリeat+(イータス)の開発とアプリを使ったオンライン食事指導のサービスを提供しています。
腸内環境検査をセットにした食事指導プランも提供しています。お問い合わせはこちら

パーソナル食事指導アプリeat+

フィットネスジムやエステなど、カラダを変えたい人が通う事業者向けに食事指導のシステムとアプリです。